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みなさん、ナマステ!

以前のブログでお知らせした「1日みっちり仏画を描こう」が先日開催されました!
このワークショップではタイトル通り、1日をかけて仏画を、それもチベット仏教に伝わる方法で描いていきました。

まずはチベット仏教の仏画の特徴について、講師の小林先生のレクチャーから始まりました。
先生によればチベット仏教の仏画の描き方は、教典によってすべて決められているそうです。


先生によるレクチャー


当日はネパールで使われていた下絵も見ることが出来ました

レクチャーが終わった後は早速実践!
どこにどんな線を描くかはすべて「比例」で決められているため、その比例を測るための特別な「比例ものさし」を作るところから始まりました。
竹ひごを慎重に削り、目盛りを書き入れたら「比例ものさし」の完成♪ それをつかって下絵を描いていきます。


削りすぎないよう気を付けながら…


ものさしを基の図にあわせながら下絵を描きます


マーカーで主線を描いたら補助線を消していきます

下絵が描けたら今度は彩色です!
本来はなんの色を使うかまで決まっていますが、今回は体験ということで好きな色で塗っていただきました。
そのため、完成した仏画はそれぞれ個性が光る作品に。
みなさんとても上手に描けていました!


彩色中…


みなさんかなり集中していました


とても上手!

参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました!
今回参加できなかった方も、またいつかの開催をお楽しみに!


みなさん、ナマステ!

リトルワールドに建つ「ネパール 仏教寺院」には多くの仏画・曼陀羅画が描かれていますが、
自分でも描いてみたい…!と思ったこと、一度や二度くらいあるはずです。……ありますよね?

そんなあなたに朗報です!

来る6月26日(日)、ネパールの仏画を描くイベントを開催いたします!


見本となる仏画


補助線を引きながら描いていきます


普段絵をあまり描かない学芸スタッフでもこの通り!

※当日は彩色まで予定しています。

仏画を描くのを心待ちにしていた方も、ちょっと興味があるだけの方も
ぜひこの機会に体験してみてくださいね!

みなさまのご来館をお待ちしております!

お申込みはこちら→申込フォーム
お申込み受付は終了しました。


【詳細】
◆講師:小林繁樹(国立民族学博物館名誉教授)
◆開催日:2022年6月26日(日)
◆時間:10:30 ~ 15:00 (昼休憩含む)
◆参加費:1人 3,500円 (入館料込み)
◆対象:小学生高学年以上

【当日のスケジュール】
① レクチャー「ネパール仏画の特徴と描き方」
② 比例ものさし作り
③ 線画描き
 ~ 昼休憩 ~
④ 色塗りと仕上げ
⑤ まとめ


みなさん、ヤタヘ!
リトルワールドの学芸員が月1回発行している「学芸通信」をご存じでしょうか?
4月に入り、2022年度がスタートしましたが、今年度も引き続きお届けしていく予定です♪

昨年度のバックナンバーが欲しい!というご要望をいただきましたので、
こちらに集約版(pdf)をアップロードいたします。
(※pdf化にともない一部のレイアウトに乱れが生じておりますが、内容に変更はございません)


ファイルイメージ

2020年度学芸通信集


ファイルイメージ

2021年度学芸通信集

「学芸通信」は、毎月1日発行、本館展示室5室出口もしくは入場ゲートにて無料配布しております♪
ご興味を持った方、ぜひチェックしてみてくださいね~。


みなさん、サインバイノー!

桜の花も見頃を迎え、日中は暖かくなってきましたね。
ということで、毎年恒例のヒツジの毛刈りを行いました。
晴天に恵まれ、絶好の毛刈り日和♪
リトルワールドには、現在4頭のヒツジがいます。
本日は、そのうち2頭のメスヒツジの毛刈りを、皆さんにご覧いただきました。

1頭目は、約7歳の「ミラ」。
4頭いるヒツジーズのリーダー格(お局…⁈)です。
飼育員さんに連れられて登場してきましたが…ちょっと及び腰⁈

しかし、そこは毛刈りを担当して下さった先生の熟練の技で、
暴れないようにしっかりと体を保定されたので、
次第に「もう好きにして」状態に…⁈
バリカンを使ってスムーズに毛を刈り終わったあとは、
すっきりとした表情を見せてくれました。


おっかなびっくり


なすがまま


すっきりしたー!

2頭目は5歳の「リス」さん♪
飼育員さん情報によると、この子は我慢が苦手らしく、最初は
“アタシは1歩も動かぬ!”と座り込んでいたものの…

お座り状態で保定されると、あれれ?表情まで穏やかに…!
やはり重かった毛が無くなると、心地よいのでしょうか。
毛刈り後は疲れて腰が抜けてしまっていましたが、
そのうち(文字通り)立ち直ってお家にもどっていきました。


アタシは動かないヨ!


お座り状態(かわいい)


見守って下さってます

毛刈りの様子を、多くのお客様が立ち寄って見守ってくれました。
おかげさまで、今年もヒツジの衣替えは無事に終了しました☆☆☆
これでみんな健康に夏を迎えられそうです。

リトルワールドにお越しの際は、すっきりしたヒツジーズに会いに動物広場にお立ち寄りくださいね!


みなさん、ロチャーニ♪
春休み特別企画として、4月の2日・3日は『親子でなりきり☆学芸員』を開催しました!
2時間まるっと時間をかけて、学芸員のお仕事について体験を通して学んでいただきました。

まずは、教室にてスライドを使ったレクチャーを聴いてもらいました。
学芸員てどんな人?どんな仕事をしているのかな?
リトルワールドならではのお仕事内容も交えてお話ししました。

つぎは、資料を保存する倉庫…「収蔵庫」に入って見学タイムです。
短い時間でしたが、なかなか広い収蔵庫内のポイントをめぐっていただきました。


スライドを使ったレクチャー


学芸員が熱弁中@収蔵庫

さて、教室へ戻ってきたあとは、レクチャー&見学したことを踏まえていよいよ体験タイムに突入です。
今回は「資料の登録」と「展示」を体験♪
それぞれチームごとに、ケースに入った民族資料を担当してもらいました。

まずは「資料の登録」体験です。
民族資料を手に取って、すみずみまで観察して、大きさを測って記録します。
大きさだけでなく、色や形、素材など…気づいたことはすべて細かくメモします。
メモしたことは「かんさつシート」に記入していきます。

スケッチしたり、写真撮影をしたり…、資料をよ~く観察して記録することは、
学芸員の大切な仕事の一つなんです。
じっくりと作業すると、あっというまに時間が経ちました!


全集中✨


ナイスチームワーク!


写真撮影中

さあ次はいよいよ資料を「展示」します!
展示台と、資料をより見やすく・わかりやすく置くための展示具を使います。
どちらも実際に展示で使用しているものです。

じっくり観察してわかった資料の特徴を、どう置いたらわかりやすくできるかな?
考えながら、工夫しながら置いていきます…。


展示作業~


こだわる姿勢が大切です✨


すてきな展示ができました

皆さんがそれぞれにこだわって、素敵な展示ができました☆☆☆
参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました!

学芸員のお仕事体験、いかがでしたでしょうか?
博物館の裏側を知ったことで、これからはちょっと違った視点で展示を楽しんでもらえたら嬉しいです!
またいつか、なりきり☆学芸員(おかわり)の機会をお楽しみに!