みなさん、ロチャーニ♪
現在開催している特別展の連動企画で、公開座談会「“おそれ”をめぐる人類学」が先日開催されました。
生憎の悪天候に見舞われたなか、多くの皆さんがご参加くださいました。
おかげさまで、良い座談会となりました!ありがとうございました。
公開座談会では、当館館長と客員研究員3名によって、
長年にわたる調査研究をもとにした『おそれと人間』についての文化人類学的知見を
話題提供の形で発表してもらったあと、ディスカッションを行いました。
それぞれの話題では、特別展で展示している資料や概念に触れながら、専門家ならではの深い解説や関連する慣習の紹介がありました。
参加者の皆さんも集中して聴いて下さっていました。
私たちが『おそれ』を感じている直近の例として感染症の脅威が挙げられますが、
ディスカッションでは、人類が歩んできた歴史のなかでどのように感染症と立ち向かってきたのか、
そして現在~未来の私たちがどうあるべきかについても話が及びました。
限られた時間の中ではありましたが、特別展の内容をさらに発展させ、より深い理解を得るための
良い機会となったのではないかと思います。
座談会の終了後、参加者のみなさんの多くがふたたび特別展へと足を運ばれていましたが、
みなさんがそれぞれの考えや想いを深めていただけていたら大変嬉しく思います。
特別展の関連企画はまだまだご用意しております。
今週末は、小さなお子様も楽しめるワークショップを予定していますので、ぜひご参加ください♪
詳しくはこちらをご確認ください。
また、新年度からは「楽しく学ぶ文化人類学教室」と題して、座学だけでなく体験やツアーガイドなど
さまざまなコンテンツを通して、リトルワールドの『博物館』要素を楽しんでいただく講座を開講いたします。
新規受講生、大歓迎です!
ご興味のある方は、こちらをご確認くださいね。ご応募お待ちしております!