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みなさん、イランカラプテ!こんにちは!
3月11日より開催している特別展 「Ainu~北の大地に生きる民」 の見所紹介その④をおとどけします☆

今回は 「食」 についてご紹介します!!

アイヌの人々は自然から恵みを受け、四季を通してくらしに必要なものを入手してきました。

アイヌといえば、狩人としてのイメージをもつ方が多いかもしれませんが、
山菜や木の実などの森や山の恵みを得たり、補助的ではありますが作物を育てたりしていました。

狩猟では主にシカを獲っていたそうです。
今回の目玉資料の一つ「エゾジカ」の毛皮です。


展示の向かいにある体験コーナーでは、毛皮に触れることもできますよ。
ぜひぜひやさし~く触ってみてください!

触わり心地は…「ざらざら」?「ふわふわ」?どっちでしょう?

 
アイヌの人びとは、昔からヒエ、アワ、キビなどの穀物を栽培していました。
現在でも、アイヌの伝統的なメニューに用いられています。


 
アイヌの人びとは、北国の長い冬に備え食糧をうまく蓄えるために、
植物や動物、魚介類を乾燥させたり、燻製にして保存食にしていました。
その一部の標本も展示しています。


当時の食生活の様子については、ほかにもパネルや写真などでごらんいただけます。 
ぜひ会場に足を運んでいただき、自然とともに生きてきたアイヌ文化について探ってみてください!!

皆さまのご入場を心よりお待ちしております!
 
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特別展「Ainu~北の大地に生きる民」
期間:2017年3月11日(土)~6月25日(日)
会場:本館1階 展示室  入場料のみでご覧いただけます。
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