exhibition
展示
ヒトのはじまりを知る
本館第1室「進化」
ヒトのはじまりを知る
本館第1室「進化」
ヒトははるかな歳月をかけて徐々に進化をとげてきた。ここではその進化の足跡を、化石人骨の道具類のレプリカなどを通して紹介している。
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雪国の伝統家屋
山形県 月山山麓の家
からだの変化の過程
ヒトの進化でもっとも重要な要素は、直立歩行と脳容量の増大であるといわれます。ヒトはいつ2本の足で立ち、歩くようになったのでしょうか。また脳はどのように発達していったのでしょうか。そうしたからだの変化の過程を、実物大のアクリル板模型や化石骨などを通して紹介しています。
道具の移り変わり
直立歩行によって、ヒトは自由に動かすことのできる2本の手を獲得しました。手そのものが便利な道具であり、また手は新しい道具を生み出していきます。石や骨などを工夫して道具とし、少しずつ改良していった様子には、祖先たちの高い知能を感じることができます。
心の進化
洞窟壁画やヴィーナス像などが、生活環境の向上や技術の進歩にしたがって、精神面を発達させていくヒトの心の進化を教えてくれます。これらの「原始芸術」は、一説では呪術的な目的で描かれたり、豊穣への願いを込めて造られたと考えられています。